日本人学校インターンシップ報告 No3

ジョホール日本人学校インターンシップ報告書
教育学部家政教育コース3年 近藤由依

〈インターンシップについて〉
今回は、7日間インターン生として小学校4年生のクラスを担当した。主に4年生のクラスの授業を参観したり、休み時間に児童たちと一緒に遊んだりして過ごした。その他にも、先生方に講話をしていただいたり、休みの日にはジョホールを案内していただいたりするなど、日本人学校やマレーシアについても学ぶことができた。
〈授業実践について〉
授業実践では4年生の算数の授業を担当した。授業中の児童の様子をしっかり観察して理解できているかを考えながら授業を進めることや、授業中の子どものつぶやきや発想をできる限り拾い学びにつなげることが大切だと感じた。今回の授業実践を通して学んだことを今後の授業作りにいかしたいと思った。

〈印象に残っていること〉
今回のインターンシップで特に印象に残っていることは、児童たちの様子と、児童たちのジョホール日本人学校での経験についてである。まず1つ目の児童の様子について、児童たちは明るく活発で、1学年の人数が少ないため休み時間の多くはクラス全員で遊んでいた。また他学年との交流も多く、学年の垣根を越えてとても仲の良いあたたかい学校だと感じた。授業は生徒主体のものが多く、少人数クラスで、児童と先生の信頼関係が上手く築けているからこそできる授業の様子だと思った。
次に2つ目の児童たちの経験について、日本にある小中学校ではなくジョホール日本人学校に通っているからこそできる素敵な経験がたくさんあると感じた。マレー語で挨拶をするマレー語週間やマレー料理を作って食べる活動など日本にいたら経験できないことがたくさん経験できると思った。
〈マレーシアについて〉
 マレーシアは多文化社会であり、同じ町の中に様々な宗教の建物があったり看板にいくつかの言語が書かれていたりするなど、生活する中で多文化多宗教を感じた。日本に住んでいるとこのように身近に感じることができないので、幼い時にこのような環境で生活することはとても貴重な経験になると思った。
〈インターンシップを通して〉
今回のインターンシップを通して、自分が今までに経験したことのない生活を送っている児童と実際に関わることで新たな発見や気づきを得ることができた。教員になる前に様々なバックグラウンドを持った児童と関わることはとても大切なことだと感じたので、これからも積極的に様々な児童と関わりたいと思った。

 

2024/04/17

 


2024年04月17日